経済学
開発経済学
経済学の科目区分「開発経済学」の書籍7冊を、入門から発展の順に並べています。 そのうち1冊には公式の無料版があります。
大学生を主な対象とし、独学にも配慮して本サイトが整理した読書の目安です。大学公式の学習計画ではありません。購入前に自分のシラバスを確認してください。版によって演習番号などが異なります。
このリストの書籍 · 7
- Development: A Very Short Introduction(開発)
- Poor Economics: A Radical Rethinking of the Way to Fight Global Poverty(貧乏人の経済学)
- Development Economics(開発経済学)
- Economic Development(経済発展論)
- The Atlas of Economic Complexity: Mapping Paths to Prosperity
- Development Economics: Theory and Practice(開発経済学:理論と実践)
- Development Microeconomics(開発ミクロ経済学)
読む順番
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Development: A Very Short Introduction(開発)
開発政策の現場で働いた経験をもつ経済学者による、開発研究への短い入門書である。開発とは何か、どのように起こるのか、なぜある国は豊かになり他の国は貧しいままなのかを問い、政府、援助機関、国際的な仕組みが開発を加速するために何ができるかを検討する。
前提知識: 経済学の予備知識は必要ない。
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Poor Economics: A Radical Rethinking of the Way to Fight Global Poverty(貧乏人の経済学)
2人の開発経済学者による一般向けの書籍で、ランダム化フィールド実験を手がかりに、貧困の中で暮らす人々が食事、健康、教育、家族の規模、貯蓄、仕事についてどのように意思決定するかを説明します。援助をめぐる大きな論争を、具体的で検証可能な問いに置き換え、プログラムの小さな設計の違いが結果を変えることを示します。
前提知識: 前提知識は不要です。経済学の知識を仮定せず、概念はその都度説明されます。
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Development Economics(開発経済学)
開発途上国の経済学を、歴史と期待、協調の失敗、不完備市場、不平等と成長の相互作用といった少数の繰り返し現れる考え方を軸に統合した、理論志向の教科書です。Rayは各トピックに簡潔な形式的モデルを構築し、国際比較データやミクロデータと突き合わせることで、定型化された事実の羅列ではなく一貫した枠組みを提供します。
前提知識: 出版社によれば経済学入門の知識だけで足り、代数や図に慣れていればよい。微積分は控えめに使われ、必要な箇所で説明されます。
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Economic Development(経済発展論)
成長と構造変化に関する古典的理論と現代的理論を、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの実証や事例研究と組み合わせた、政策志向の学部向け開発経済学の教科書である。貧困、不平等、人口、保健、教育、農業、環境、貿易、金融を、開発過程の相互に関連する側面として扱っている。
前提知識: 入門経済学の知識があれば足りる。分析は高度な数学ではなく、図と言葉による議論に基づいている。
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The Atlas of Economic Complexity: Mapping Paths to Prosperity
公式の無料版を読む ↗生産知識、輸出の多様性、製品空間を開発の経路へ結ぶ公開アトラス。国別データから構造転換を考え、指標の説明力と限界を学ぶ学生に向く。
前提知識: 経済学入門、表・順位・ネットワークの読解が役立つ。統計の基礎で関連と因果を分け、輸出資料が捉えない能力も問いたい。
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Development Economics: Theory and Practice(開発経済学:理論と実践)
経済発展の理論、その実証的証拠、開発政策の設計を一冊にまとめた大学院レベルの教科書である。農業経済学と開発経済学の研究者二人によって書かれ、成長・貧困・不平等を、家計と市場のミクロ経済学、さらに政策評価の手法と結びつけて論じている。
前提知識: 中級ミクロ・マクロ経済学、学部の開発経済学、ある程度の計量経済学を修めていることを前提とする。
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Development Microeconomics(開発ミクロ経済学)
貧しい経済のミクロ経済理論を扱う簡潔な大学院テキスト。バーダンとユードリーは家計、契約、不完全情報のモデルを用いて、農村における土地・労働・信用・保険の市場がどのように機能するか、分益小作や連結契約のような制度がなぜ生まれるか、そこから政策について何が言えるかを説明する。
前提知識: 微積分を用いる中級ミクロ経済学と、開発経済学の入門授業を前提とする。ゲーム理論の基礎があると役立つ。