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読書ガイド
対象読者
関係論的人類学を研究する上級学生や大学院生向け。記述は既存の区別を報告するだけでなく、それを作ることにも関わるという問いを追う。複数の論文を往復し、独立した定義集として読まないことが重要になる。
前提知識
文化人類学と社会理論を学び、人格、贈与交換、民族誌比較の概念に慣れておく。数学ではなく、圧縮された概念的議論と記述の反省性が難しい。
扱う内容
民族誌的効果、実体と情報、経済形態、所有、知的権利、尺度を扱う。Hirschの新序論が著者の研究全体に位置付ける。メラネシアの資料を通じ、欧米の人と物の区別を当然視する記述方法そのものを検討する。
使い方
序論の後、共通する問題をもつ二論文を選ぶ。人と物、贈与と商品などの区別が何を見せ、何を隠すか書き出す。難しい一段落を具体例付きの平易な論証へ再構成し、別事例に適用した際の限界も説明する。自分の分類の前提を再点検する。
版と出典
対象はHirschの序論を加えた2022年HAU再刊で、原著論集は1999年刊。公式の完全PDFはCC BY-NC-ND 4.0。PDF内のISBN接頭辞987は誤植で、公式書籍ページの978を採用した。紙版番号や不整合な宣伝用ページ数とは区別する。 公式の全書閲覧入口.