心理学研究:研究デザインと完全な分析を分ける
割付、測定、実際に得た結果は別の証拠です。デザインが支持する主張を定め、欠測が計算をどう変えるかを調べます。有意性でデザインを修復したつもりになるのではなく、追試できる論証を目指します。
学習順路・例題の編集責任:University Reading List編集プロジェクト。 編集と選定の方法 · 出典確認日:
このページの目次
対象と編集責任
平均、比率、グラフを扱える方法論の初学者向け。全単位・得点・割付は人工的で、実験実施や人のデータはありません。計算は有限の割付群平均と明示した補完に限られ、母集団因果効果を自動的に同定しません。
出発点を選ぶ
研究の主張を評価したい
Morlingで主張と証拠・妥当性を対応させ、欠測と不確実性も確認。
数値分析を解釈したい
デザイン後にReidy/Danceyを併用。ソフトは欠測得点の真値を決めない。
三冊を比較する
Research Methods in Psychology(心理学研究法)
Rajiv S. Jhangiani; I-Chant A. Chiang; Carrie Cuttler; Dana C. Leighton · 版: 4 · 2019
無料の測定・デザイン主教材
- 選ぶ場面
- 実験と非実験を含む方法論全体を学びたい。
- 別の教材が適する場面
- 無制限の商用再利用や専門欠測論の本が欲しい。
- 読む範囲
- 2019年第4版の心理測定、実験、非実験、記述・推測統計を題名で読む。
- 限界と注意点
- 非営利・継承条件と第三者例外があります。選定ISBNは電子版で紙版とは別です。
選ぶ前に試す
本問の操作、測定結果、割付単位、欠測数を書く。
確認すること: 無作為割付、無作為抽出、完全観測を区別する。
Research Methods in Psychology: Evaluating a World of Information(心理学の研究法:情報の世界を評価する)
Beth Morling · 版: 5 · 2025
主張と妥当性の主教材
- 選ぶ場面
- 報告の主張をデザインに照らして問いたい。
- 別の教材が適する場面
- 枠組みだけで標本・測定・欠測仮定の点検を省きたい。
- 読む範囲
- 2025年第5版3章主張・妥当性、5測定、7抽出、10–11実験。
- 限界と注意点
- 消費者・生産者活動が検定マニュアルと異なります。公式デモは全編無料ではありません。
選ぶ前に試す
観測平均からの限定結論と、追加仮定が必要な強い結論を書く。
確認すること: 必要な仮定を特定。最初の無作為割付は欠測値を明かさない。
Statistics without Maths for Psychology(数式を使わない心理統計)
John Reidy; Christine P. Dancey · 版: 9 · 2024
統計と報告の補助
- 選ぶ場面
- 分析を言葉と図で理解したい。
- 別の教材が適する場面
- ソフトやp値で選択・デザイン問題を解決したい。
- 読む範囲
- 2024年第9版紙版ISBN 9781292463445。1デザイン、3記述、4抽出、7二条件、8有意性の問題。
- 限界と注意点
- SPSSの手順はソフト使用授業に便利ですが、書籍や電子購読はSPSS利用権そのものではありません。
選ぶ前に試す
検定前に観測平均と分母を計算。
確認すること: 割付・観測・欠測人数と得点単位を別に報告する。
準備を確認する
対象量は?
各群の割付10単位全ての平均差で、完了者だけではありません。母集団因果量には別の推論が必要。
無作為割付が解くのは?
初期群の作り方です。その後の欠測の無作為性、測定の妥当性、代表性は自動ではありません。
感度仮定とは?
未知値へ透明な制限を置いて結論変化を見ること。観測事実や無断の補完ではありません。
六つのステップで学ぶ
完了したステップ: 0 / 6
自己記録用のチェックであり、評価ではありません。チェック情報は当サイトに送信されません。
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主張と単位を決める
読む範囲: 主張の枠組みかデザイン概論。
取り組む課題: 結果・単位・割付・対象群を書く。
確認すること: 有限の対比から母集団効果へ飛躍しない。
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観測を監査
読む範囲: 実験妥当性。
取り組む課題: 割付/観測/欠測表を両群で作る。
確認すること: 脱落率の分母は割付数。
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完全ケースを計算
読む範囲: 記述統計。
取り組む課題: 和・平均・差を単位付きで計算。
確認すること: 観測ケース限定と分母を明示。
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未知値を挟む
読む範囲: 測定範囲と本問。
取り組む課題: 0–10の範囲から全割付群差の上下限を得る。
確認すること: 下限はA最小・B最大、上限は逆。
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仮定を一つ加える
読む範囲: 変式。
取り組む課題: 共通の欠測平均mで差の式を導く。
確認すること: 各群の観測平均で埋める仮定とは違う。
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再現できる結論
読む範囲: 報告の議論。
取り組む課題: 観測差、無制限範囲、条件付き結果を並記。
確認すること: 欠測の不確実性、標本変動、構成概念測定を分ける。
解答付きの例題
独自の脱落問題:観測差は逆転し得る
人工的なA・Bは各10単位を割付。Aの観測6得点は8,8,9,9,10,10、Bの8得点は5,5,6,6,7,7,8,8。他は欠測だが[0,10]です。観測平均と全割付群A−Bの可能範囲を求めます。
前提
初期割付は無作為と仮定するが欠測理由は不明。得点範囲は0・10を含み、全単位に一つの潜在的得点がある有限計算。母集団・因果効果は数字から付与されません。
- Aの和54・平均9、Bの和52・平均6.5、観測差2.5点。脱落は40%と20%。
- 全10単位ではAは5.4~9.4、Bは5.2~7.2。
- 最小差は5.4−7.2=−1.8でA欠測全0・B全10。最大は逆にして9.4−5.2=4.2。
- 両符号とも観測と整合。無作為割付も観測例のp値も欠測補完を決めません。
解答と解釈
観測平均9対6.5、差2.5点。全割付群差は−1.8~4.2点で、正の符号は保証されません。
結果を検証する
両端の補完を実際に列記し、対象分母を各10に固定。これは信頼区間や母集団因果推定ではありません。
前提を変えて考える
仮定を変更:欠測平均が両群共通
観測値を保ち、Aの欠測4個とBの2個の平均が同じm、0≤m≤10と仮定。全割付群差の式・範囲とm=6の値を求めます。欠測機構の発見ではありません。
- A=(54+4m)/10=5.4+0.4m、B=(52+2m)/10=5.2+0.2m、差0.2+0.2m。
- mが0~10なら差0.2~2.2点で正。m6ならA7.8、B6.4、差1.4。
- 共通平均仮定は主問の負の補完を排除するが、割付からは導けず、Aを9・Bを6.5で埋めることとも別です。標本変動や母集団効果は未解決。
解答と解釈
共通欠測平均の仮定下だけで差0.2+0.2mは正、m6で1.4点。
結果を検証する
共通平均を外せば−1.8~4.2へ戻る。両結果を並べ、仮定依存を示してください。
よくある誤り
無作為だから完全
割付は欠測を回復せず代表性も保証しません。
未知=ゼロ
ゼロは可能値の一つで、欠測の意味ではありません。
条件付き結果を観測扱い
補完仮定を結果の横に明示します。
次に進む前に
- 単位・対象平均・観測分母を定義できる。
- 端点と感度式を再計算できる。
- 有限対比・条件付き計算・因果推論を区別できる。
出典と版の確認
出典確認日:
- KPU: free fourth edition, design and statistics contents
無料第4版が測定・デザイン・統計を支え、紙と電子の識別子を分けます。
- Norton: fifth-edition research consumer/producer framework
第5版は検定選択だけでなく主張と証拠を対応。
- Norton: fifth-edition contents and limited demo
有限デモで章名を確認し、全編無料とはしません。
- Pearson: ninth-edition statistics, formats and contents
選定紙版は2024年。版見出し©2025やソフト演習を、紙版年・ソフト権利と混同しません。
提案する学習活動であり、公式の課題や全巻通読の主張ではありません。