01 / 読書ガイド
読書ガイド
対象読者
物語分析を始める文学の学生や、創作上の選択を言語化したい書き手向け。小説の授業と併用し、概論で不足しがちな精読の練習に使える。作品そのものを読むことが前提になる。
前提知識
専門的な理論科目は不要。短編か小説の適度な一節を用意し、解釈を作品の細部で支える練習をしたい。
扱う内容
物語の要素を分けて検討し、再び結びつける。出来事とその提示を区別し、語り手が何を選び、遅らせ、強調するかを問う。一つの型にすべての物語を当てはめる規則ではなく、解釈の足場として使いたい。
使い方
一節を時系列に並べ直し、読者が情報を受け取る順序と比べる。誰が語り、誰の知覚が示されるかを特定し、視点を変えた場合を考えよう。主題の判断は具体的な表現に結びつけ、分析を試みた後で用語集を参照する。
版と出典
出版社の記録は2019年12月12日刊、PDF版ISBN9781783748112とする。CC BY4.0による無料のオンライン閲覧とダウンロードがある。英語の著作を対象とし、印刷版の識別番号とは区別している。