01 / 読書ガイド
読書ガイド
引用
Greenlaw, S. A., Shapiro, D., & MacDonald, D. (2022). Principles of Economics (3rd ed.). OpenStax, Rice University. Free official edition: https://openstax.org/details/books/principles-economics-3e
章の要約
本書は34章からなり、序文はそれをミクロ経済学からマクロ経済学へと進む八つの部に整理している。以下では密接に関連する章をまとめ、各章の原題を訳して示す。
第1〜2章:経済学へようこそ!/希少性の世界における選択
最初の部は、経済学を希少性のもとでの意思決定の研究と定義し、分業と特化を説明し、ミクロ経済学とマクロ経済学を区別し、経済循環図を紹介し、伝統経済・指令経済・市場経済を比較する。また、本書全体で使われるFREDデータベースも紹介する。第2章は最初の道具を組み立てる。予算制約、機会費用、限界分析、埋没費用、続いて生産可能性フロンティアと生産効率・配分効率、比較優位を扱い、最後に実証的言明と規範的言明の違いを論じる。
第3〜4章:需要と供給/労働市場と金融市場
第3章は需要表・供給表と需要曲線・供給曲線、各曲線をシフトさせる要因、均衡の変化を分析する「4ステップの手順」、上限価格と下限価格、そして消費者余剰・生産者余剰・社会的余剰と死荷重を導入する。第4章は同じモデルが労働市場(最低賃金と生活賃金を含む)と金融市場(金利、利息制限法)でも機能することを示し、市場価格は価格統制が覆い隠してしまう情報を伝えると論じる。
第5〜6章:弾力性/消費者の選択
弾力性を定義して計算し(需要と供給の価格弾力性、極端なケース、一定の単位弾力性)、収入、短期と長期の調整、税の帰着と結びつけ、所得弾力性、交差価格弾力性、労働供給の弾力性、貯蓄の弾力性へと広げる。第6章は総効用と限界効用、「1ドル当たりの限界効用を均等化する」ルールによって消費者の選択をモデル化し、所得効果と代替効果を区別し、最後に代替的な枠組みとしての行動経済学の節で締めくくる。無差別曲線は付録Bに回されている。
第7〜10章:生産、費用、産業構造/完全競争/独占/独占的競争と寡占
このまとまりは企業の理論である。第7章は明示的費用と暗黙的費用、会計上の利潤と経済的利潤を区別し、短期の生産曲線と費用曲線(固定費用、可変費用、平均費用、限界費用)、規模の経済と不経済を伴う長期平均費用を導く。第8章は価格受容者である企業、操業停止点と損益分岐点、参入と退出、長期均衡の効率性を分析する。第9章は参入障壁、自然独占と法的独占、知的財産、独占企業のMR=MCの選択を扱い、第10章は独占的競争、寡占、カルテル、屈折需要曲線、囚人のジレンマを扱う。
第11〜13章:独占と反トラスト政策/環境保護と負の外部性/正の外部性と公共財
これらの章で応用政策の部が始まる。第11章は合併、集中度とハーフィンダール・ハーシュマン指数、抱き合わせ販売や略奪的価格設定などの制限的慣行、自然独占に対する費用加算規制と上限価格規制、規制緩和と規制の虜を扱う。第12章は直接規制と汚染課徴金・排出権取引・所有権を比較し、米国の環境法の便益と費用を検討し、気候変動や生物多様性などの国際問題を論じる。第13章はイノベーションがなぜ正の波及効果をもつのかを説明し、それを促す政府の手段(研究開発への直接資金、税制優遇、知的財産、大学と産業の連携)を概観し、公共財とただ乗り問題を定義する。
第14〜15章:労働市場と所得/貧困と経済的不平等
第14章は限界生産物価値から労働需要を導き、需要独占(モノプソニー)、労働組合、双方独占、雇用差別、移民の経済学を扱う。第15章は米国の貧困線の引き方、所得が増えるにつれて給付が減ることで生じる「貧困の罠」、セーフティネットの制度(TANF、SNAP、EITC、メディケイド)を説明し、五分位とローレンツ曲線で不平等を測り、再分配とインセンティブのトレードオフを論じる。
第16〜18章:情報、リスク、保険/金融市場/公共経済
第16章は不完全情報と非対称情報(「レモン」問題と市場の対応策)、保険、モラルハザードと逆選択を、医療保険制度改革法(ACA)をめぐる論争を背景に分析する。第17章は企業が内部留保、借入、債券、株式によってどう資金を調達するか、家計が収益・リスク・流動性をどう比較するか、そして個人の資産形成にとって分散投資と早期の貯蓄がなぜ重要かを説明する。第18章は公共選択に目を向け、合理的無知、特殊利益、利益誘導型支出と票の取引(ログローリング)、中位投票者理論、投票のサイクルを扱う。
第19〜22章:マクロ経済学の視点/経済成長/失業/インフレーション
マクロ経済学の後半は測定から始まる。GDPとその構成要素、名目値と実質値、景気循環、国際比較、厚生の尺度としてのGDPの限界である。第20章は労働生産性、集計的生産関数、資本の深化、技術、成長会計、収束によって近代的な経済成長を説明する。第21章は失業を定義して測定し、そのパターンを示し、景気循環的失業(硬直的賃金の諸理論を含む)を摩擦的・構造的失業および自然失業率から区別する。第22章は物価指数とそのバイアス、米国と世界のインフレの歴史、インフレで誰が得をし誰が損をするのか、そして物価スライドを扱う。
第23章:国際貿易と資本移動
この章は貿易収支と経常収支を導入し、貿易赤字・黒字を金融資本の流れと結びつけ、国民貯蓄・投資の恒等式を展開して何が一国の貿易収支を決めるのかを説明し、貿易収支と貿易の水準とを区別する。
第24〜26章:総需要・総供給モデル/ケインジアンの視点/新古典派の視点
第24章はセイの法則とケインズの法則を対比し、AD/ASモデルを組み立て、総供給と総需要のシフトが成長、不況、インフレ、スタグフレーションをどう生むかを示し、AS曲線のケインジアン領域、中間領域、新古典派領域を区別する。第25章はケインジアンの見方――硬直的な賃金と価格、協調の失敗、メニューコスト、支出乗数、フィリップス曲線――を示し、第26章は潜在GDP、伸縮的な価格、合理的期待と適応的期待、垂直な長期フィリップス曲線という新古典派の見方を示したうえで、二つの視点をどう組み合わせられるかを示す。支出・産出モデル(ケインジアン・クロス)は付録Dにある。
第27〜28章:貨幣と銀行/金融政策と銀行規制
第27章は貨幣をその機能によって定義し、商品貨幣と不換紙幣、M1とM2を区別し、T勘定のバランスシートで銀行の仕組みを示し、準備が限られた環境での貨幣乗数を導く。第28章は連邦準備制度、銀行監督、預金保険、最後の貸し手を説明し、伝統的な政策手段と、今日の潤沢な準備のもとでの政策(準備預金への付利や量的緩和を含む)を対比し、貨幣の流通速度や資産バブルといった落とし穴を論じる。
第29〜31章:為替レートと国際資本移動/政府予算と財政政策/政府の借入の影響
第29章は外国為替市場、さまざまな時間軸で為替レートを動かす要因(購買力平価を含む)、その経済全体への影響、そして変動相場制、緩やかなペッグ、厳格なペッグ、通貨統合の選択を説明する。第30章は米国の政府支出と課税、赤字と債務、拡張的・緊縮的財政政策、自動安定化装置、政策のラグ、均衡予算をめぐる論争を扱う。第31章は貯蓄・投資の恒等式に戻り、双子の赤字、リカードの等価定理、クラウディングアウト、成長における公共投資の役割を検討する。
第32〜34章:世界のマクロ経済政策/国際貿易/グローバル化と保護主義
最後の部は、低所得国・中所得国・高所得国を比較し、それぞれの成長戦略(東アジアの虎や対外援助をめぐる論争を含む)、そして世界各地での失業・インフレ・貿易問題の性質の違いを論じる。第33章は絶対優位と比較優位、産業内貿易、貿易障壁の削減による利益を展開する。第34章は関税、輸入割当、非関税障壁を消費者から生産者への間接的な補助金として分析し、貿易が雇用と賃金に与える影響、輸入制限を支持する主な議論、WTOと地域協定を扱う。
主要概念
第1〜2章:経済学へようこそ!/希少性の世界における選択
- 希少性:財・サービス・資源に対する人間の欲求が利用可能な量を上回るため、あらゆる選択にトレードオフが伴うこと。
- 機会費用:選択に際して放棄した最善の代替案の価値。
- 生産可能性フロンティア:与えられた資源で経済が生産できる財の組み合わせ。その上の点は生産効率的である。
第3〜4章:需要と供給/労働市場と金融市場
- 均衡:需要量と供給量が等しくなる価格。それより高ければ超過供給、低ければ品不足が生じる。
- 上限価格と下限価格:法的な最高価格と最低価格で、拘束的であれば品不足や超過供給を引き起こす。
- 社会的余剰:消費者余剰と生産者余剰の合計で、競争均衡で最大になる。
第5〜6章:弾力性/消費者の選択
- 需要の価格弾力性:需要量の変化率を価格の変化率で割ったもの。
- 税の帰着:相対的な弾力性に応じて、税負担が買い手と売り手の間でどう分担されるか。
- 1ドル当たりの限界効用:各財に支出する最後の1ドルが同じ追加的満足をもたらすべきだという効用最大化のルール。
第7〜10章:生産、費用、産業構造/完全競争/独占/独占的競争と寡占
- 経済的利潤:収入から明示的費用と暗黙的(機会)費用の両方を差し引いたもの。
- 操業停止点:平均可変費用の最低点で、価格がこれを下回れば競争企業は短期的に生産をやめるべきである。
- 参入障壁:競争相手を締め出し独占を維持させる、法的・技術的・市場的な要因。
- 囚人のジレンマ:協力すれば全員が得をするにもかかわらず、カルテルの参加者が抜け駆けしたくなる理由を示すゲーム。
第11〜13章:独占と反トラスト政策/環境保護と負の外部性/正の外部性と公共財
- ハーフィンダール・ハーシュマン指数:全企業の市場シェアの2乗を合計して求める市場集中度の尺度。
- 排出権取引:一定量の汚染を排出する取引可能な権利で、市場志向の環境政策の一例。
- 公共財:排除不可能かつ非競合的な財で、ただ乗りのために市場では過少供給になりやすい。
第14〜15章:労働市場と所得/貧困と経済的不平等
- 需要独占(モノプソニー):雇用主が一社しかない労働市場で、競争的市場より少ない労働者を低い賃金で雇う。
- 貧困の罠:所得が増えると給付が急速に減るため、働いてもほとんど得にならない状況。
- ローレンツ曲線:所得の累積シェアを完全に平等な分配と比較するグラフ。
第16〜18章:情報、リスク、保険/金融市場/公共経済
- 逆選択とモラルハザード:リスクについての隠された情報と、保険に入った後の注意の低下から生じる保険市場の問題。
- 分散投資:多くの資産に投資を分散してリスクを減らすこと。
- 合理的無知:一票が結果を変える可能性はきわめて低いため、有権者があえて情報を集めないこと。
第19〜22章:マクロ経済学の視点/経済成長/失業/インフレーション
- 実質GDP:GDPデフレーターなどの物価指数を用いて、一定の価格で測った産出。
- 資本の深化:労働者1人当たりの物的資本または人的資本の増加で、生産性向上の源泉の一つ。
- 自然失業率:不況がなくても存在し続ける失業で、摩擦的失業と構造的失業からなる。
- 代替バイアスと品質バイアス:CPIのような固定バスケットの物価指数がインフレを過大評価しがちな理由。
第23章:国際貿易と資本移動
- 経常収支:財・サービスの貿易に所得と移転を加えた、一国の対外取引の広い尺度。
- 国民貯蓄・投資の恒等式:金融資本の供給(民間と政府の貯蓄および海外からの流入)がその需要に等しいという条件で、財政収支と貿易収支を結びつける。
第24〜26章:総需要・総供給モデル/ケインジアンの視点/新古典派の視点
- AD/ASモデル:物価水準と実質GDPの図で、総需要と総供給が均衡の産出と物価を決める。
- 支出乗数:自律的支出の変化がGDPにそれ以上の比率の変化をもたらすという考え方。
- 垂直な長期AS曲線:価格が伸縮的であれば産出は潜在GDPに戻り、需要は物価水準にしか影響しないという新古典派の見方。
第27〜28章:貨幣と銀行/金融政策と銀行規制
- 貨幣の機能:交換手段、計算単位、価値保存手段、後払いの基準。
- 貨幣乗数:準備が限られているとき、銀行システムが準備1ドルから生み出せる貨幣の量。
- 量的緩和:短期金利がゼロ近くにあるとき、長期金利を下げるために中央銀行が長期証券を購入すること。
第29〜31章:為替レートと国際資本移動/政府予算と財政政策/政府の借入の影響
- 購買力平価:貿易可能な財の価格が各国で等しくなる為替レートで、長期的に為替レートはこれに向かう傾向がある。
- 自動安定化装置:景気に応じて変化し、新たな立法なしに変動を和らげる税と支出。
- リカードの等価定理:政府の借入を相殺するように民間貯蓄が増えるという理論で、証拠はこれを部分的にしか支持しない。
第32〜34章:世界のマクロ経済政策/国際貿易/グローバル化と保護主義
- 比較優位:他より低い機会費用で財を生産できることで、貿易利益の源泉。
- 産業内貿易:似た経済どうしの間での類似品の貿易で、特化と規模の経済によって生じる。
- 保護主義:国内価格を引き上げ、消費者の犠牲のもとで生産者に利益を与える関税、輸入割当、非関税障壁。
批判的分析
長所
- 一冊で無料の、網羅的で標準的な内容。 本書はミクロ経済学からマクロ経済学へという標準的な順序に従い、弾力性や市場構造からAD/AS、貨幣、財政政策、貿易まで、2学期の入門科目に通常必要なすべてのトピックを扱う。序文は、授業に合わせて章や節を好きな順序で割り当てるよう教員に勧めてもいる。
- 一貫した学習設計。 各節は学習目標で始まり、各章は重要用語、節ごとの要約、セルフチェック問題、復習問題、批判的思考問題、練習問題で終わる。「Work It Out」のコラムは計算を一歩ずつ示し、各章を枠づける「Bring It Home」の事例(弾力性ではNetflixの2011年の値上げ、独占では東インド会社など)は章末で解決される。
- データ・リテラシー。 本書は連邦準備銀行のFREDデータベースを繰り返し使い、第3版ではデータが更新され、COVID-19のパンデミックにもたびたび言及するので、学生は失業、インフレ、GDPの実際の系列を読む練習ができる。
- 第3版で広がった顔ぶれ。 序文によれば、エスター・デュフロ、エリノア・オストロム、マリアナ・マッツカート、ウィリアム・ダリティJr.、ケイト・ラワース、W・アーサー・ルイスといった経済学者についての記述が加えられ、最低賃金についてのトーマス・ソーウェルの見解なども並べられている。これにより学生は政策問題に議論があることを理解できる。
短所
- 強い米国中心。 制度、データ、政策例の大半が米国のもの(連邦準備制度、FDIC、TANFとSNAP、米国の環境法、米国の予算政治)なので、他国の学生は自国の対応物を補う必要がある。
- 形式的な道具が少ない。 無差別曲線、現在価値、ケインジアン・クロスは付録に限られ、ゲーム理論は第10章の囚人のジレンマにとどまり、微積分は使われない。初年次の授業には合うが、より分析的な授業では独自の扱いを補う必要がある。
- 「視点」で枠づけられたマクロ経済学。 AD/ASモデルは、明示的な金融政策ルールをもつ一つの統合モデルとしてではなく、ケインジアンと新古典派の視点を通じて提示される。新しいアプローチと比べて古めかしいと感じる教員もいるだろう。
- 解答の多くは教員向け。 学生が利用できるのはセルフチェックの解答だけで、復習問題、批判的思考問題、練習問題の解答は教員用ガイドにある。
コースにおける位置づけ
「経済学原理」のコースでは、本書とマンキューの Principles of Economics が従来型の入門書の選択肢である。マンキューは一般に同じ大きな順序に従うとされ、OpenStax版はその順序を無料で提供する。CORE Econの The Economy 2.0: Microeconomics はもう一冊の入門向けの無料テキストだが、構成はまったく異なり、制度、権力、不完備契約、社会的選好を中心に据え、需要と供給は後半に登場する。COREに基づく授業の学生は本書を標準的な図や定義の参照用に使うことができ、従来型の授業の学生はCOREのユニットを読むことで現代の研究が見方をどう変えるかを知ることができる。
スローマン、ギャラット、ゲストの Economics は、同じ範囲のトピックをより深く学ぶための自然な次の段階である。入門科目の上に位置する二冊のミクロ経済学テキスト――ボウルズの Microeconomics: Behavior, Institutions, and Evolution とアセモグルらの Microeconomics――は入門科目の後に読むもので、より多くの数学を前提とする。本書の第5〜10章と、無差別曲線と現在価値についての付録が、それらに進むための最低限の準備となる。
本書の使い方
本書は大学の入門レベルの学生向けで、基礎的な代数とグラフの読み方だけが必要である。付録Aは使われる数学を復習している。1学期の概説にも2学期の連続科目にも使え、序文の八つの部はミクロの授業(第1〜18章)とマクロの授業(第1〜3章と第19〜34章)にうまく対応する。
ミクロ経済学の授業では、第1〜10章を中核とし、政策の章(第11〜18章)から関心に応じて選ぶとよい。授業で無差別曲線を使うなら、第6章は付録Bと併せて読むと理解しやすい。マクロ経済学では第19〜22章と第24〜30章が中核で、第23章と第31〜34章が開放経済と国際的な内容を加える。支出・産出モデルについての付録Dは第25章と一緒に読む価値がある。ミクロの授業で貿易理論が必要なら、第33〜34章を前に移すことができる。
「Work It Out」の例はすべて紙とペンで解き、各節末のセルフチェック問題(解答は本書の解答集にある)に取り組み、練習問題で演習するとよい。FREDへのリンクをたどり、少なくともいくつかのグラフを自分で作ってみること。本書のデータ重視が生きるのはそこである。
版と出典
このガイドは Principles of Economics 3e(第3版、OpenStax、2022年12月刊。読んだPDFには2026年のライス大学の表記があり、原版はティモシー・テイラーの Principles of Economics: Economics and the Economy 第2版に基づくと記されている)に基づいており、OpenStaxの公式ページ https://openstax.org/details/books/principles-economics-3e からダウンロードした。序文、五つの付録を含む目次全体、そして34章すべてについて、「Bring It Home」の導入、学習目標付きのすべての節見出し、重要用語、「Key Concepts and Summary」の全文を参照し、付録Aの要約も読んだ。
